奈良県：奈良公園内にホテル 開発業者に「森トラスト」
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奈良は世界遺産や国宝も多く素敵なところですが、ラグジュアリーホテルを含めて宿泊施設が少ない。そのため、旅行客は日帰りで来て京都や大阪で宿泊する傾向にあると以前レポートで読んだ記憶があります。このホテルをきっかけに、奈良のホテル事情の改善が行われれば。
「平城京」と「平安京」、連携して関西の観光を盛り上げたいですね。
観光分野での自治体連携はまだまだ可能性が。京都市では、この間、奈良市と大津市、３市で連携して「みやこサミット」を定期的に開催。課題の共有と、連携した取り組みを進めています。その成果として、平成23年に京都市が開発した「外国人観光客宿泊施設向け24時間多言語コールセンター」は、平成25年から奈良の宿泊施設にも拡大！
また、昨年4月に京都市が立ち上げた海外富裕層誘致のための自治体連携組織「日本ラグジュアリー・トラベル・アライアンス」に奈良市もご参画。
引き続き、奈良との観光連携を強化し、関西の発展、観光立国の実現に共々に努力してまいります。奈良にうまいものなし、夜8時には真っ暗ーーなんて揶揄されることが多いが、もちろん実際はそんなことはない。料理も美味しいし、居酒屋だって遅くまでやっている。圧倒的に足りなかったのが宿泊施設だ。独特の風情ある町並みや歴史の深みは、ツンとおすましした京都とは、また違った味わいがある。これまでは京都や大阪に宿泊して、５、6時間遊んで帰る、というのが奈良観光のパターンだったが、ホテル建設をきっかけに滞在型が増えるのは間違いない。あとは行政がどこまで本気で取り組むか、だ。
