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三菱化学、有機EL用色材に本格参入−日韓パネルメーカーと商談

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  • 製造業 Marketing Manager

    低分子=蒸着、高分子=印刷(塗布)という違いがあると思っていたんだけど。。。
    三菱化学はこれまで有機EL照明向けで低分子材料を印刷塗布方式に提案する方向で進めており、高分子材料の寿命や色純度の課題を低分子材料で乗り越えるという提案になっている。
    塗布する際の不均一性が解消されたという。

    住友化学は高分子材料を印刷方式に提案しており、CDTやダウの事業を買収しているが、目下の課題は青色。低分子蒸着材料よりも劣る。青色の寿命や色再現性で「非常に苦労している」という。より深い青への要求が強く、TADF(熱活性型遅延蛍光)やリン光青での早期問題解決を図ろうとしている。


    以下過去の別記事より引用
    http://www.s-graphics.co.jp/nanoelectronics/kaitai/oel/2.htm
    低分子の場合は、分子を真空状態で昇華させ、ガラス基板に膜を蒸着させるという方法で製造されている。そのときの温度は分子が気体になるような高温でなければいけないが、有機分子が分解するような高温(250℃~450℃)は避けなくてはいけない。このあとで冷やしたガラス基板に膜を成長させるが、これは単分子膜レベルで正確に制御する必要がある。また蒸着の際に、ガラス基板と金属マスクとの間で生じる熱膨張率の違いから、大型サイズになるほど成膜にムラが生じる傾向にあり、低分子の有機ELは大型化が難しいとされている。

     一方、高分子の場合は、液体に溶かすことができる。そのためロールとロールの間にシートを通してコーティングすることができ、製造コストを抑えられる。また、ガラス以外にもプラスチックシートを基板にすることが期待でき、フレキシブルなディスプレイも可能である。他にも、高分子の製造方法には、インクジェットプリント法などがある。


  • 低分子塗布型は多層(ホール注入層、ホール輸送層、発光層)にした場合に下層が再溶解してしまう問題があるけど、材料設計が比較的簡単。あと印刷(インクジェット)のしやすさも。「課題である塗布特性」は、層間の溶剤の組み合わせのノウハウかな?
    参考:http://www.jst.go.jp/pr/announce/20141218/


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