コンビニのせいで缶コーヒーが売れない? 調べてみると、意外な事実が……
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日本人のコーヒー消費量は長らく横ばいでしたが、2013年に突如として増勢に転じた後、4年連続で過去最高を更新してます。
人口は増えていませんから、これがコンビニコーヒー(セブンカフェは2013年1月に販売開始)による需要創出であることは明らかです。
2016年のコーヒー豆の消費量は前年比2%増の47万トン/年。日本人は平均12杯/週ペースでコーヒーを飲んでいる計算です。
実はこの12杯のうち缶コーヒーは約2杯に過ぎません。コンビニコーヒーに至ってはわずか0.5杯/週(2週間で1杯)です。
残りの大多数(9.5杯/週)はコーヒー店や家庭で飲まれています(インスタント含む)。
このため、コンビニコーヒーと缶コーヒーしか登場しない二項対立的な記事には違和感を否めません。もう数十年前になりますが、缶コーヒーの需要が伸びていた時に、何故こんなに伸びているのかCDIで分析したプロジェクトがあります。
消費者の飲用実態分析をすると、缶コーヒーライトユーザーもヘビーユーザーも、コーヒー以外の水分摂取量(水、清涼飲料水、お茶など)はほぼ変わらず、コーヒー部分が上乗せになっているという結果が分かりました。
要するに缶コーヒーは水分摂取目的ではない、気分転換、場面切り替え、ストレス解消的な目的があるということでした。
コンビニコーヒーがどういう「場面」や「目的」で飲まれているのか、分析してみたいですね
興味ある方はこちらご覧ください
http://www.cdi-japan.co.jp/wp/wp-content/uploads/2017/01/no48.pdfコーヒーは香りが命。コンビニでのいれたてコーヒーの需要は大きい。
私の希望としては、自販機で「お湯缶」を販売して欲しいです。味噌汁やスープの素やスティックコーヒーを持参すればその場で飲めるし、マイボトルにも入れられて嬉しいのですが・・・。高校や大学でも役立つと思います。