速報:「東芝も俺が買う!」吠える鴻海テリー・ゴウ会長。中国から実況生中継!:大西康之
新潮社 Foresight(フォーサイト)
533Picks
コメント
注目のコメント
半分リップサービスだと思う。
過去、自分で話したことの多くも忘れている場合もある。
また、シャープの時は、鴻海を全面支持したが、今回は、支持しない。
東芝にも、鴻海にもプラスと思えない。
シャープの時は、2005年くらいから、鴻海は、液晶を欲しがっており真剣で一貫性があった。2012年の時もしかり。シャープにとっては、シナジーも大きい。
今回は、対サムスン、アップル向けという意味では似ているが、そもそも、NANDは設備投資規模が異なり、知財での米とのいろいろもあり、サプライチェーンで鴻海のメリットが生きない。これこそが現場力ですね。大西さんの高揚感が伝わってくる素晴らしい速報レポートでした。新聞なら「コメント取れました」「何? なんていうてた」「リップサービスかも知れませんけど、東芝買いたいって」「ほんまかそれ、1面空けとくぞ」ってな感じですが、それが記者力さえあれば、Wi-FiとiPhoneである意味簡単にできてしまう。さらには、そのレポートがあっという間にピッカーに分析される。色々と考えさせられる「生中継」でした。
大手上場企業のトップによる、このような発言は問題が多い。例えば、事実上の機関決定とみなされるから、ホンハイは適示開示しなければならないのではないか。
ガバナンスの強化を叫ぶ人達は、こうした「古い」会社経営者の行動をなぜ批判しないのか?
株式を買うことで会社事業を支配できるという単純な信仰には、市場規律を守るという大事な前提条件がすっぽり抜け落ちている。市場規律には、開示、会計、監査についての規律が含まれている。
市場規律の遵守を強調しない「強いリーダー待望論」では、いつか来た道だ。