チョコボールが、いまも売れ続けている理由
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「おもちゃのカンヅメ」と同い年の私、40年以上前に何個か手に入れました(^o^)
キャラメル味の箱からは、なぜか銀のエンゼルしか出てこなかった記憶があります。ピーナッツ味の箱からは、2回ほど金のエンゼルが出てきたのですが…。
私の姉はしたり顔で、「子供が好きなキャラメル味には金(のエンゼル)は入ってないねん」と言ってましたが、実際はどうだったのでしょう?(^_^;)ブランドとは、積み上げてきた「信頼と期待」という言い方をしますが、もう少し掘り下げると、ユーザーの生活のひとコマに組み入れられていて、心を揺り動かされる対象のことですね。だから決して、ブランド=有名でかつ高価なものというわけではありません。「たかだかお菓子(チョコボール)」という人もいるとは思いますが、「もうこれでいいじゃん」とか、「やっぱりこれだよ」とか、「あ!なんか今までと違う」など、ユーザーの間で、何気なく選択されたり、覚えてもらっていたり、ついつい話題にしてしまうという段階で、それはもう立派なブランドです。
さて、そんなチョコボールですが、美味しさや価格だけで考えれば、いくらでも手強い競合品はあるのに、ここまでやってこれたのは、ブランド力、いわゆる人の認知を見事に操って、今日まで来たということです。創り手、売り手、買い手が商品を通して、様々なアイデアを一緒に楽しんでいるからこそ成り立つ、もはや娯楽ビジネスですね。本稿の対話からも、それが十分読み取れます。