炭素繊維を車の中核部品に 東レ、国内に新工場
日本経済新聞
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国内ではFCV向け電池部材、米国では航空機向け、メキシコでは発電用風車向けに工場の新設や拡張を実施するとのこと。
なお、炭素繊維事業への投資額は今後3年で1千億円超とのことですが、本記事と下記の2つをあわせてみると、すでに600億円前後が北米および国内の能力増強に使われることが決定されています。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO13200310R20C17A2TI1000/炭素繊維は、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)に使用されている材料ですが、今回の新工場のメインはC/Cコンポジット(炭素繊維と炭素の複合材)による燃料電池用の材料とのことです。
たぶんコレ
http://www.torayca.com/lineup/composites/com_009.html
これ以外にも、自動車の中核部品への採用を狙っているようです。
東レはほぼ全ての自動車産業が持っていない成形技術を有しており、材料の情報も握っているため、自動車製造業の中における存在感はとても大きくなることでしょう。