ソフトバンクがスプリント経営権譲渡か Tモバイルに
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Japan's SoftBank Group Corp (9984.T) is prepared to give up control of Sprint Corp (S.N) to Deutsche Telekom AG's (DTEGn.DE) T-Mobile US Inc (TMUS.O) to clinch a merger of the two U.S. wireless carriers, according to people familiar with the matter.
とロイターが書いていますので、ソフトバンクは合併のためにはマイノリティー株主になるのも辞さず、というのが妥当な解釈では?
日経の見出しだけ読むとソフトバンクが米国から撤退するような印象すら受けます。
競合他社の記事を報道し、更に曲げて伝える新聞社って何だろう、と思います。
注目のコメント
コメント拝見すると微妙に解釈がバラバラのようですが、正確にはスプリントをTモバイルに(株式交換であろうが無かろうが)売却する、のではなくて両者を合併させる、という報道ですね。
その結果いまの時価総額がTモバイル50B、スプリント35Bゆえ、ソフトバンクは仕上がりで合併後会社のマイノリティ株主となる、と。
海外主要メディア原文ざっと読みましたが、梅田さんの言われる通りロイターのすっぱ抜きで他はその後追いですね。でそのロイターが経営権譲渡という曖昧な書き方をしているので、上記錯綜が生じたのでしょう、またそもそも両者ともコメントは否定、関係者ソースからの情報、その他の可能性もあり、としているのでまだ実現はわからないと思います。孫さんらしいプラグマティックな発想だと思う。Tモバイルに株式交換で買ってもらい、後で買い進める。オーナーであることには変わらない。Tモバイルの方がブランド価値が高いと思ったら、スプリントブランドにこだわる必要もない。経営陣が優秀であれば、そっちに経営してもらった方が良い。柔軟で良いと思う。
やっぱそうですよね。アメリカに住む消費者の目から見ると、T-Mがスプリントを買収するほうが自然です。16年に一度のチャンスですから。
柴山さんの仰るとおりで、アメリカでは孫さんもスプリントも、ブランドイメージとしては全く存在感がありません。一方、もともとT-Mは安い料金プランとメッセージング中心の「若者向け」のイメージをつくってきて、レジャー氏の通信キャリアとしての経営手腕は高く評価されています。
合併がどういう形で行われるかは憶測の段階ですが、合併後にブランドとして残るのはT-Mであるほうが自然です。