ライザップもニトリも参入、なぜいまアパレル業界なの?
THE PAGE
169Picks
コメント
注目のコメント
この2社に関連性はないだろう。
ニトリは、国内マーケットに限れば、家具の需要はそのライフサイクルから限界があり、今後長期的に会社の売上を一桁上に上げていこうと思うと、「家具」という領域だけにとどまっていては実現不可能。ので、今後は雑貨やアパレルに大きく打って出る必要があるといったところだろう。
ライザップはもともと、ジーンズメイト以前に、既にアパレル企業を複数社(アンティローザ、マルコ、馬里邑、三鈴等)を買収済みであり、経営層の趣味志向があると推測するが、まだ結果は何も出ていない。無印良品的と言いますか、衣食住関連を扱うライフスタイルカンパニーを目指す企業が増えてますね。
一方でお客様に共感されるライフスタイルカンパニーへの道のりはそう簡単ではない。特に既存の事業とのシナジーを産もうと、他社の自社にないアセットを買収することは、その困難の度合いを上げてしまう。
そもそもそのライフスタイルはお客様に求められているのか?そして、そのアプローチは単に「企業を大きくしたいだけなのか?」それとも、本当に「新しいライフスタイルを提供したい」のか?
意図はどちらであれ、答えを持っているのはお客様ですね。
2社とも違うアプローチだと思いますが、お客様に受け入れられる方法を考えないといけません。