2020年までに世界ロボティクス関連市場で起こる10のトレンド
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欧米の大企業の中は、小売やアパレル業界の企業であっても、自らをTech企業、デジタルカンパニーなどと呼んでいたり、CDO(Chief Digital Officer)を設置したりしている企業が見られます。デジタル技術をどうビジネスに使いこなすかが勝負になってきています。
次はロボット技術の番で、ロボット技術を単に導入するのではなく、いかに自社のオペレーションを変革できるか、新たなビジネス価値を創出できるかという攻めの視点が勝負を分けそうです。
このとき、人材の流動性が大事だと感じます。ロボットベンダーとユーザー企業の間での移籍がもっと増えて、ロボットもビジネスも分かる人材が増えれば良いと思います。もう一つ忘れてはならないのは製造業の本国回帰。
製造業のオフショア戦略は、現在、大半の開発途上国で人件費や輸送コストの上昇、労働者不足に直面しており深刻な事態に陥っている。
こうした状況に対して製造工程においてロボット化がより進んでいくと、製造業の本国回帰という逆転現象が起きる。
輸送リードタイムとそれにかかるコストも勘案すると、昨年アディダスが20年ぶりにロボットを中心としたスピードファクトリをドイツ本国で稼動させたようなことが普通なこととなる。