ストライプが今期168の新規出店 際立つ拡大路線
コメント
選択しているユーザー
ざっくりですが、2日に1店舗のペースで新規出店してるということ。すごいエネルギーですね。
新規出店は、什器、商品、資材、販促物、スタッフなど、ものすごい労力がかかります。
それをこの頻度でやるとは。きっときっちり出展を仕切れる優秀な人材が、沢山いるのでしょう。
注目のコメント
100店舗以上の出店は7年連続。大手アパレルの
撤退店舗に踏み込みます。昨年はトムブラウンの
連結が売上から外れた事で前年並みの売上に見えますが増収を維持してます。アパレル業界で出店攻勢の構えに在るのは、しまむらか、ストライプくらい。双方ともSPA(製造小売業)だが、1業態のしまむらに比べ、「EARTH MUSIC&ECOLOGY」に留まらず15近い個別ブランドを立上げ、10年間でここまで成長したところに凄みを感じる。
特に在庫回転率の高さは有名で、1年間に13回転(ユニクロの2倍の水準)。それを実現するのが徹底したプライシング戦略で
定価販売(始めの3週間)
→ 消化率が30%を切った商品は、価格を1段階低減
→ 6週間経過すると、もう1段階低減
といったように早い段階で小さい値引きを徹底し、どんどん在庫を減らす=売り場の鮮度を常に上げる仕組みなんでしょう。お店はお客様への最大のメディア。面が増えることは、消費者への接触点が増えることになるので、基本プラス。ただし、「消費者」と企業が捉えている人が、本当に店舗という面、メディアを「自分事」として、捉えていただき、お買い物頂けるブランドになれるかどうか?
出店=Business/ BrandサイドからC(Customer,お客様)への一方的なコミュニケーションにならないように、どのようなengagement(絆作り)を作り出す事ができるかが、勝ち組になれるかの分かれ道ですね。
真の勝利はengagement数=fan数です。