時代遅れのバリウム検査が温存される理由 既得権がありいまも採用
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既得権益かどうか分かりませんが、バリウム検査で早期がんを見つけるのは、ほぼほぼ無理です。見つかった癌の局在を確かめるために行なう検査という位置づけです。
しかし、今時バリウムで検診してる病院あるのか。。
アドバイス↓
まずはヘリコバクター・ピロリの感染の有無を調べて、陰性だったら2−3年に1回の内視鏡検査。陽性だったら除菌して、(発がんリスクは暫く残るので)当面毎年内視鏡検査を受けて下さい。
中高生全員にヘリコバクター検査、除菌を勧めている自治体もあります。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/274560
追記(友岡さんに向けて(^^))
神戸でも鎮静剤を使って検査してくれるところはたくさんありますよ。
うちの病院は検診はやっていませんが、上部消化管内視鏡検査は基本的に鎮静下にやってます。
あと、経鼻内視鏡の方が大分楽に受けられますので、鎮静剤を使いたくなければ、これがセカンドチョイスです。予防医療普及協会というのを昨年立ち上げまして(http://yobolife.jp/) 胃がんの原因であるピロリ菌の検査及び除菌の啓蒙活動をしています。なので、予防医療という横串で様々な科の医者と交流して情報を得ていると面白い事がわかって来ます。わたしも内視鏡一択だと思っていたのですが、実はピロリ菌と胃癌の関係の研究で権威の上村先生と話しててなるほどなーと思ったのがこのバリウム検査の有効性についてでした。胃のレントゲン画像の淵の部分の滑らかさ具合でピロリ菌の感染の有無がかなりの精度でわかるのだそうです。目から鱗でした。もちろん読影する医師のスキル次第で読影できる医師が決定的に不足しているのですが、これこそディープラーニングの得意分野だなあと。それきっかけに予防医療普及協会で胃のレントゲン写真のAI解析ができないか検討しています。また早期胃癌に関してもAIであれば読影する医師のスキルによらずかなりスクリーニングできるかも。バリウム検査の利点は既に全国的な検診ネットワークが存在していること。しかも医療リテラリーが低そうな高齢者が習慣的に受けていること。既得権をうまく利用すれば胃癌が劇的に減るかもしれません
追記:胃のレントゲンの放射線云々言ってる人はほぼ放射脳なんで無視してください。医師にも放射脳は多いです。自分の専門科以外については特に。レーシックdisってる眼科医も結局屈折矯正の専門家じゃないんでよく分かってないで批判してる人多い。普通の眼科医と屈折矯正専門の眼科医は違います。それと、おそらくいま胃のレントゲン受けてる人が全員内視鏡やり始めたらとても医師の数が足りなくなります笑。小林 裕之さんのアドバイスを参考に、次の人間ドックは鼻からカメラをお願いしようと思いました。今までのゲップ&腹痛との戦いは何だったのでしょう。