【橘玲氏 特別寄稿】日本人の7割以上が安楽死に賛成しているのに、法律で認められない理由とは?
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注目のコメント
治る見込みがなく、耐えがたい苦痛が続き、他の緩和策がないとき、それらを終わらせるための最後の救済である安楽死は今後広がる方向に進むとは思います。ただしそれを実行するには家族や医療者の勇気と愛情が必要です。
なぜなら現状では年金額が入院費を上回るため家族は重度の認知症患者を長期入院させておくだけでその差額を手にすることができます。また病院にとっても長期入院患者は重要な収入源です。つまり家族や病院にとって安楽死させないことが経済合理的となっており、患者の自己決定権を奪う背景となっています。色々な考え方があると思いますが、少なくとも議論だけはタブー視せずに行なうべきでしょうね。
P.S.
回復の見込みがないのに激痛に悩まされ続けて生きるのは嫌だ、という人は多いでしょう。
認知症と診断され、今後は家族も見分けられなくなる事が確実なのに、生きているのは嫌だ、という人も多いでしょう。
そんな時には、安楽死がダメなら、せめて麻酔薬で眠らせておいてあげたいですね。>スイス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクのヨーロッパ各国のほか、アメリカのニューメキシコ、カリフォルニア、ワシントン、オレゴン、モンタナ、バーモントの6つの州で安楽死が認められている。
>売春やドラッグ(大麻)が合法化され、安楽死が容認されるようになったのだが、その流れはますます強まっている。
日本は世界一の高齢大国なわけですから、安楽死と尊厳死はどの国よりも先駆けて法整備すべきです。
22,000~30,000人の人間が自ら命を絶つ事は看過して、安楽死と尊厳死を認めないのはおかしい。
頼るべき子供もいず、老老介護で蓄えを食いつぶし心中を考えるまでに至る家族に生きる事を強要する社会は異常である。
一刻も早く導入すべきだが、日本は上記安楽死を既に認めている国と違い自由主義でないのと、宗教がないので、時間がかかっているのではないかと思料する。