新千歳空港 全日空機が曲がりきれずに雪に突っ込む
NHKニュース
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新千歳空港は、今朝までは強い雪が降っていましたが、徐々に雪が弱まり、滑走路も正常に運用できていました。写真でもご覧のとおり晴れて良い天気です。滑走路も特にすべりやすい状況とはされておらず、ブレーキの利きについては一見問題がないような状況でした。
おそらくですが、時速50km程度まで減速したあと、さらに誘導路に向かい減速しようとしたところで、何らかの原因でスリップしてしまったものと思われます。メカニカルな故障なのか、滑走路のその部分にだけアイスバーンのようなものがあったのか、というところでしょう。今後、調査されるものと思います。機体に大きなダメージがなく、けが人がなかったのは幸いです。
----追記----
蛇足ですが、飛行機にスタッドレスタイヤはありません。衝撃や摩擦に耐えるだけの技術がないからでしょう。滑走路をよく除雪し、ブレーキが良く利くことを確認して運航するようにしています。雪が降ると飛行機が飛ばないことが多いのは、主に滑走路の除雪ができなくなるためです。大事故にならなくてよかった。あまり知られていませんが、道東の人間の間で定説があります。冬は札幌方面は雪が多い一方、十勝帯広は十勝晴れと言われるほど快晴の日が続きます。それ故、冬場は千歳ではなく、帯広空港を使うというのが十勝人の間では一般的です。とはいえ、札幌に用事がある場合は仕方ないですね。