物流センターが建設ラッシュ、アマゾン追撃の楽天とヨドバシ明暗のワケ
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物流が今後のビジネスの要になる事には異論はありませんが、実務で様々な企業に接している立場としては、大多数の企業が依然として物流改革には着手できていないと感じます。
又、本記事にある物流施設の相次ぐ建設ラッシュですが、実際の需要は決して売上増加対応のような前向きてきなものばかりでなく、古い複数倉庫を閉じてコスト削減のために一つへ集約する傾向が多くあります。
もう一つ記事に対するコメントとして、アマゾンの小田原倉庫に関しては単に大きな部類に入るというよりは色々な観点で(雇用や物流生産性の観点等)
大きすぎます。実際にアマゾンも作ったのは良いけれど大きすぎたという結果ではないでしょうか。
とはいえアマゾンのようなグローバルカンパニーに差をつけられないよう、各日本企業がビジネスの拡大と共に将来を見据えた物流戦略を描き一層の投資を行う事を期待しています。
注目のコメント
その通り。「ネット通販ビジネスの勝敗を決めるのは、物流網」
ただ、これだけがすべてではなく、物流網は足腰なので、上半身も鍛えないといけません。でも、足腰が弱い人は、すぐ負けます。
ヨドバシさんは、配送まで自前でやる会社です。
これは、家電量販という業態の強みの据付配送に早くから気付き、動いていたことに加え、
システムに関しては、他のチェーン店がやらないレベルの在庫管理の仕組みを入れたことに勝因があります。最近MacBook Proをヨドバシドットコムで買った時、初めてヨドバシエクストリームを使いましたが、これは凄いサービスです。
何せ秋葉原本店の店頭にさえなかった商品が、その日のうちに届くのですから。
ECで買った商品が、生鮮食料品ならともかく、ハードウエアでその日のうちに届くサービスなど見た事がありません。
しかも再配達の時間も1日に何回もあり、私の場合はすれ違いになって3回目で受け取ったのですが、これも全部同じ日のうちのことです。
このロジスティックスの整備ぶりは並大抵のものでありません。
王者Amazonに対抗できるとしたら、間違いなくヨドバシだけと、確信しました。ヨドバシの場合は、都内の配送拠点から顧客宅までのラストワンマイルを外部委託ではなく、自社の正社員(ドライバー)が担っています。
記事にあるようなヨドバシのきめ細かなサービス(到着時間の告知、こまめな再配達、わずか2.5時間での即日配送等)は、自社でリソース(ドライバーや配送車両)を抱えているからこそ可能なものです。
顧客基盤やプラットフォームを握ったうえで、汗をかく作業は外部委託したりシェアリングエコノミーと言う名の「斡旋」でこなそうとする巨大企業に対抗するには、ヨドバシの戦い方が一つの参考になるかもしれません。