考えがまとまらないときは、とにかく「書く」こと 頭の中で全部片付くほど人間はうまくできてない
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これはよく分かります。コンサルタントをしていてパソコンの次に重要な道具は何かと問われればホワイトボードと答えると思います。基本的には各自タスクを分担して考えてミーティングをすることが多いですが、集まってからうんうん唸りながらホワイトボードを使って長時間ミーティングすることもあります。これは書くこともそうですが、人に話すこと、ディスカッションすることで思考が進むという効用が大きく、良いディスカッションパートナーになるというのは重要なことです。
また、一人でも考えをまとめたい時に、一人で会議室にホワイトボードに書いたり、ノートに手書きしたり、ということもしたりしますねまさにその通り、と言いたいところですが、実は私の場合は、どうも微妙に違うのですね。
確かにアウトプットすることで頭が整理されることは事実なんです。
ただ、頭の中の混沌としたイメージを、適切に言語化するという作業は、実は意外と難しい。
大場さんがおっしゃっていますが、使う用語によってイメージが逆に固定されてしまって、本来考えていたことが、えらぶ言葉の制限によって狭められてしまうということが起こるのですよね。
まあ、私の貧弱な語彙力と拙い日本語能力のなせる技と言ったらそれまでなのですが、ともかく次から次へのと思い浮かぶアイデアやイメージを、一発で、これだ!という適切な単語で表すのは、どうにも難しいのです。
ではどうするかというと、私の場合はともかく「人に話す!」これにつきます。
ベラベラと思いつくことを話しているうちに、驚くほど思考が整理されて、何度も言い回しを変えているうちに、ピッタリくる一言や、プロットに再構成されていくことはよくあることです。
これは私だけではなく、こういうタイプの人はよくいるようで、経営者でも意外と多いように感じます。
なお、残念ながら一人でベラベラ喋るのは、相手にとっては迷惑この上ないことと思われます。
仕方がないので、私の場合は月一回コーチングをお願いしていまして、先生に毎回愚にもつかない話を根気よく聞いてもらっています。
聞いてくれる人がいないときは、結構助かっていますよ。私は真逆で、まとまらない時に書いてしまうと、もう二度とまとまらなくなります(笑)文字にすると概念が固定化され、それ以上のことは書けなくなってしまいます。
とにかく書くというタイプの人が、どんな頭の構造しているのか想像もつきません。
卒論の指導教官や、社会人後の最初の上司はとにかく書く派だったので、よく対立しました。
私の場合、書くのはまとめるつもりのない忘れたい話か多いです。
NPコメントはまとまった時だけ書くようにしています。
追記
書くというより、音声入力のことが多いです。