• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

「ニーズ」に死を:トランプ・マケドニア・DeNAと2017年のメディアについて

385
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


選択しているユーザー

  • 重要な論点が含まれています。日本は独自の哲学、文化がある筈なので、もっと議論を深めたい気がします。


注目のコメント

  • (株)ウジパブリシティー 戦略デザインコンサルタント / アートディレクター/Adobe Community Expert

    "ソーシャルメディア上では、誰もそれがファクトかどうかいちいち検証しない。ただ自分のオピニオンをかぶせることさえできれば、流れてくる情報はなんでもいい"

    "いくらニーズがあったところでゴミはゴミ"

    "何にうんざりしたかと言えば「イノヴェイションはニーズから生まれる」というちょっと頭を使えばデタラメだとわかりそうな俗信を(日本が誇るべきはずの研究所のお偉いさんが、よもや)信じていること"

    "(ちなみに言っておくと「イノヴェイションは勇気から生まれる」というのがぼくらの見解だ)"


  • badge
    アニマルスピリッツ 代表パートナー

    非常に勇ましく同意する点も多々ある一方で、意地の悪い言い方をすれば商売の手触り感のない戯れ言。筆者も「目くそ鼻くそを嗤う」と自己言及しているように、自意識は十二分にお持ちなのでしょう。「哀れな職業」なんて詠嘆はなにもメディアに限った話ではなく、すべての仕事に当てはまることです。PVだけ欲しいなら、「もっと自由な経済誌」も「イノヴェイションメディア」もかなぐり捨てて、スポーツ新聞と文春のコンテンツを粛々とオンライン化していれば良いでしょう。
    意地悪く言いましたが、ビジネスとやや距離を置いた外野がこうした戯れ言を放ち続けることには意味があると思っています。

    今治FCの岡田オーナーとお話しした際、「勝つサッカーか、自分たちのサッカーか、どちらかだけならメチャクチャ簡単」と仰っていました。どちらもやろうとするから難しい。けれども
    、どちらもやらないと意味がない。
    もう少し具体的に必要なのは、ちゃんと片手で稼いだうえで挑戦するための「遊び」の余地をいかに準備するかだと思います。「イノヴェイションは勇気から生まれる」には大賛成ですが、それで討ち死にしちゃ元も子もありません。それはただの蛮勇。オープンイノベーションも含め、日々連呼される「イノヴェイション!」という掛け声が、たまに私には「大和魂!」にダブって聞こえることがあります。
    我流で書き加えるとしたら、「必要なものは、勇気と想像力と、ほんの少しの『したたかさ』」です。


  • エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    これは世で起きている本質的な変化を、具体的な現象をネタにして面白い読み物にしたという興味深い記事。ただし、目まぐるしい展開に、読み手は次第になにがなんだかわからなくなるだろう。本人もそうかも知れないが。

    トランプ/マケドニア現象における「ニーズ」に合った三方よしの正当化は、合法的な経済ゲームにおいては売り上げが正義であるということからくる歪みの問題と、「のどごし」と表現されているような瞬間的な欲求に最適化されやすいデジタルメディアの性質を一緒くたにしたものだ。

    合法的な経済活動であれば、結果が生産的でなくても正当化できてしまう。貨幣価値は倫理では決められないし、たいていの不正義は倫理的行動の延長線上にあるので、単純なシステムでは必ずこうした事は起きる。まして国を跨げば取り締まりようがない。

    最近の日本の食品広告におけるシズルワード(美味しさを表現する言葉)のトレンドは、この10年ほどで、「のどごし」や「歯ざわり」に関連するワードの人気の凋落ぶりが著しい。これは食品においてマチュアになった日本で、短気欲求系に疲れが生じているのだろう。同じような事がメディアでもあるとすれば興味深い。

    トランプの「ファクトなどない」という指摘は至言だ。多くの人は、ファクトの最たるものが科学や大手メディアなどの厳格な査読やファクトチェックを経たものが相対的に信頼性があると信じている。確かにそうといえばそうだが、現実の科学はポパーの反証可能性を満たすようなものは殆どなく、昔より実験ノートを保存したり、統計を重視するようになった程度で、殆どはファクトからは程遠い。寧ろ最近では"最強"らしい統計学的な「検定」に依存し過ぎる弊害が蔓延っている。

    この研究所がもし"R研"でM理事長の事なら、御愁傷様としか言いようがない。

    科学者や技術者はあまりにニーズに無知でナイーブだし、大衆は共有化された情報からさらに離れた存在となり、外部はどんどん失われている。テクノロジーが進んだことで、マスとしてのニーズ(=マーケット)は腐敗し崩壊する。

    ポストトゥルース化後の世界を正常化するには、人間と人間集団の短期的欲求と長期的幸福のバランスを外部調整するマッチングシステムが経済と政治の両方に必要だが、その実現にはもう少し時間が必要そうだ。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか