自動運転車のためのリアルタイム道路状況地図技術でHereとMobileyeが協働
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HEREはAudi・BMW・Daimlerの三社がNokiaから買収した(①)。そこと自動運転・運転自動補助のど真ん中企業のMobileyeが提携というニュースで、今後の流れで大きい提携となる可能性。Mobileyeは米系大手自動車部品メーカーのDelphiと提携(②)しており、IntelもDelphiと提携している(③)。なお、日本では日産の新しいセレナでMobileyeが採用されている(④)。そういう意味で、日米欧の主要メーカーとパイプもある状態。
①https://newspicks.com/news/1569436?ref=user_100438
②https://newspicks.com/news/1736538?ref=user_100438
③https://newspicks.com/news/1936152?ref=user_100438
④https://newspicks.com/news/1699258?ref=user_100438Hereのビジネスモデルはすこし行き詰まっていると聞く。同社はドイツメーカーの傘下にあるが、実際はメルセデス中心に動いているので、BMWはやや不満のようだ。一方、モービルアイは画像認識技術では世界トップだが、技術の中身は自動車メーカーに明かさないので、ブラックボックス化する。モービルアイがデファクトになるかもしれない。それを良しとしないメーカーもいるだろう。両社の提携は道路地図(インフラ情報)と自動車ユーザーの行動がすべて民間企業によって管理される。サイバーテロをうけたら、クルマが兵器となってしまう。リスク分散を考慮すべきかもしれない。
足し算ですね。日本のETC施策で改めて分かってしまったことですが、データを集めても素晴らしいサービスが提供できるとは限らない。集めたデータを使って経路探索に使うようですが、精度やUXが最適かは、これからでしょう。