日本人の有給消化率、3年ぶりに世界で最下位に
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日本の労働環境では、働くことが善、休むことが悪、と感じてしまうことがとことん刷り込まれている気がします。また、「上司がいると職場を早く去れない」、という日本の上下関係もあったり。
それとは別に、実は「これだけ仕事やっている!私がいないと仕事が回らない!」と思っている人が多いのではないかと思ったりします。
上司が率先して休暇を取る、強制的に休暇を組み込ませるようにしないとこのループからは抜け出せないかと。日本の有給休暇取得率が低い代わりに、祝日が多いという指摘がありますが、こんな資料があります。
http://press.hotels.com/en-us/news-releases/americans-receive-half-the-amount-of-vacation-time-of-russians/
日本は世界20位、アメリカは25位と、どちらも低い順位である(2013年度調査)。
日本の有給休暇数が10日なのは、勤務初年度に取得できる有休数で集計されているから。
日本は祝日数は多いが、有休数が少ないので、合計した休暇日数では調査対象30国中でも下位になります。
加えて、欧米には「有給休暇とは別に」病気休暇が整備されている国も少なくありません。
純粋に病気のための休暇を取得できる。有休数と同日程度支給され、有休のように給料も支給されます(詳細は国によって異なる)。
日本では、例えばインフルエンザにかかったら、それだけで有休の半分が消えてしまう(10日中5日の計算)。
だが外国なら、病気休暇を使って給料をもらいつつゆっくり休め、さらに有休はそのまま残せる。
「名誉社畜」という名にふさわしい、残業時間自慢。日本人は給料が発生しない残業をあまりに多くしている。
なぜ、社畜は労働時間の多さを誇りたがるのか。
それだけ重要な仕事を任せられているという自負なのだろうが、ヨーロッパでは「時間内に仕事を終えることができない無能」と見られることも多い。
そろそろ、アメリカ基準で物事を考えることから、日本全体が卒業していきたいと考えます。