イーロンマスクの言う週100時間労働が本当に可能か、スタートアップ創業者が試してみた
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死に物狂いで、達成したい仕事に継続的に取り組まなければ、何ものも成し遂げることはできないし、かりに、同じことを目指しているライバルが存在して、他の条件が同じであれば、長時間働いたものが先にゴールに着くのはそのとおりです。
だけど、誰でもわかるように、「週に100時間働けば必ず成功する」わけではない。週に100時間働き続けて病に倒れる人も多いし、努力する方向が間違えていて失敗に終わる人だって無数にいます。
おそらく、なにかを達成しようとしてがんばる時、ぎりぎり持続可能な労働時間というのが、イーロン・マスクが言う、週100時間なのだろう。
しかし、会社勤めだけである必要はなく、副業やプロボノ活動といった自己実現活動との合計というアプローチでもいいのではないか。
それが精神的な満足をもたらすものであるとしても、生涯ずっと100時間企業内での労働を続ければ、大きな何かを達成できるかもしれないが、大きな何かを失うかもしれないということは、肝に命じておいたほうがよいと思います。
人生は何ごともバランス。成功のために、「必ず週100時間」と考えるのは、ちょっと違う。
たしかに、週100時間狂ったように働く時も必要だが、ギアを入れ替える時だって必要なのです。
イーロン・マスクが言いたかったことは、「死に物狂いで働いたというのは、週100時間ぐらいのことを言うのだ。そこまでがんばってはじめてそう言える」ということであって、「どんな状況でも何が何でも、ずっと週100時間働け」ということではないと思います。そんな話じゃない。100時間は比喩。
・いくらやっても時間は足りない。そのくらい没頭しろ
・没頭できないくらいならそんな事業やめてしまえ
・没頭できない事業では勝てない
くらいの話。