ソフトバンク、衛星通信ベンチャーの米ワンウェブに1170億円出資へ
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衛星通信会社というのは誤解を招きやすい、そうではなく小型で低空域の衛星を用いたインターネット接続プロバイダーです。
ゆえにソフトバンクに無関係では全く無く、むしろ代替競合としての脅威であり、シナジーも見込まれます。
主にターゲットはアジアやアフリカの新興国です。
新興国の無料インターネットアクセス提供はGoogleもFacebookも参入していますが政治文化的理由などから苦戦しています。よって成功すれば大きな事業的、社会的インパクトです。
既存投資家はクアルコムとヴァージン航空らのメガ企業が複数入っています。昨年、ワンウェブは、約700個の人工衛星を高度1400km以下の低軌道に打ち上げ、地球を包み込むようにして電波を飛ばすことで、地上のどこからでも高速インターネット接続を可能にする事業プランに向け動き出した。欧エアバス・グループの仏エアバス・ディフェンス・アンド・スペース(エアバスDS)が小型衛星の設計製造パートナーで、スペアも含めて合計900個のインターネット通信衛星の製造。2018年にも地球周回軌道への衛星打ち上げを始める計画という。
ワンウェブのプロジェクトには英ヴァージングループと米クアルコムが資金援助しており、ヴァージン創業者のリチャード・ブランソン氏と、クアルコム会長のポール・ジェイコブズ氏がワンウェブ取締役会に名を連ねていたはず。
ワンウェブの創業者であるワイラーCEOが2007年に設立した会社はグーグル、HSBCなどから出資を受け、グーグルのグループ企業入り。それに伴い創業者のワイラーCEOもグーグル幹部となるが、2014年にグーグルを辞め、ワンウェブの前身のワールドビュー・サテライトを設立。昨年社名をワンウェブに変更した。
ワンウェブは当初、イーロン・マスクの米スペースXと提携交渉を進めていたが、どちらが主導権を握るかで折り合わなかったとも言われている。OneWebs、SpaceXが小型衛星群による世界中のネット接続事業に取り組んでいますが、現在40%ほどのネット普及率が100%になると影響は大きいでしょう。海上データ取得、船舶の自動操縦などにも繋がる可能性あり。