日本は、ついに「1人あたり」で韓国に抜かれる
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Facebookのフィードで流れてきて気づいた記事だが、記事そのものより、それについたコメント(東洋経済オンライン上及びFBポスト両方)の韓国に対するヘイトとも言える過剰反応コメントやヒステリックなまでの論点否定コメントが非常に気になった。
本件とは直接関係ないが、モーリー・ロバートソン氏が「米国の知的格差」について述べた記事を今朝読んだが(http://news.livedoor.com/lite/article_detail/12422823/)、その中で氏は日本は米国と異なり中間で収斂していると述べている。しかし、本当にそうだろうか?
確かにこの東洋経済の記事はタイトルに「韓国」と書き、わざわざ韓国と一人当たりGDPを対比するあたりに、PV稼ぎでは?というゲスな勘ぐりもしたくなるが、最近この手の記事にワラワラとつく嫌韓嫌中のコメントや自分にとって都合の悪い真実を客観視せずにヒステリックに否定する人たちを見るにつけ、日本もアメリカと同じ穴のムジナのような気がする。
最近は、FBフィードに流れるニュース記事につくコメントが余りにもひどく、FBを見るのも嫌になることもあるが、そのように考える人も一定数いるということもまた知るべき真実と思い、見るようにしている。
追記::なお、「生産性が低い」を所与のものとして、生産性向上に必要なことは何かの処方箋を言うと、マクロレベルでは付加価値の低い産業から高い産業への産業構造の転換です。護送船団方式の産業保護ではなく、一産業あたりのプレイヤーのさらなる淘汰の促進、そしてそれに伴う労働市場の流動化の促進です。もちろん、それには失業率の増大という痛みは伴うでしょう。その時にどのようなセーフティネットを制度化出来るかも必要となるでしょう。日本は工場などの生産性は気にするが、ホワイトカラーの生産性は気にしない。残業が多いのはそのためだし、会議のだらだら感は半端ない。会議に関していうと、会議そのものは仕事では無く、会議で決めたことを進めてこそ仕事だ。そう考えると、1日のスケジュールが全部会議で埋まっているとかあり得ない。仕方なく残業することになり、仕事のパフォーマンスはますます落ちる。
人口が減っているのに、高度成長期の仕組みがそのまま残っている。サービス品質が高いのは誇るべきことだが、過剰になっていないかは考えなければならない。
他国がこれだけ生産性を上げているのにはITの活用もあるだろう。IT投資額と生産性は比例する。日本のホワイトカラーの生産性が低い理由
・人数ばかり多くて、リーダー不在
・調整業務なる、なんのアウトプットもない仕事の存在
・外注丸投げ体制
・2次受け3次受け構造
以下よくある業務フロー
1.同ランクの参加者で構成される会議は合議制(お前のチームであれやれ と誰かが指図すると極端に拒否反応を示す)
2.誰もリーダーを取ろうとはしないので、いつまでも決まらない
3.ようやく形が決まると、それぞれのボスに報告し、四次元な指摘が入る
4.ボスのいうことは「はい分かりました」そこに反論は許されない
5.リーダー不在の第二次合議制会議が始まる
6.ときどきそれぞれのボスの意見が異なる、理由は2人の仲が悪いから
7.ボスの意見は絶対、しかしボス不在の合議制代理戦争となるため、いつまでもまとまらない
8.最終的に「ミッドウェー海戦の目的」もびっくりの、両者折衷案としかいえないわけのわからない内容のプレゼンテーションができあがる
9.そこから「実行部隊」に「投げる」という仕事が発生
10.「実行部隊」への説明とは、何故やるのか、どうしてそうなのか、どういう考えなのかという「禅問答」
11.夜7時過ぎ、会社外にある居酒屋なる会議室に移動するまで、本音は決して答えてはいけない
12.「実行部隊」とは、次なる「実行部隊」に投げる部隊である
13.「口ではなく手を動かす」部隊に届くまで、最低でも3回はこの「調整業務」が繰り返される