Apple、2017年にインドネシア・ジャカルタに研究開発センター新設
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インドネシアには以前、フォックスコンが大工場を作るという話があったが結局なくなってしまった。
"Foxconn cancels plan to build factory in Indonesia, moves to M'sia"
September 1, 2015Jakarta Post
https://goo.gl/Mj0cfo
(*マレーシアにも行ってませんが・・・)
今回はAppleだが、どうだろうか。この記事で上げれている深圳やバンガロールは、サプライチェーン(特に深圳)があり、人材も一定程度集まる。それに比べると、ジャカルタは深圳やバンガロールに比べると見劣る。
ただし、人口2.5億人という世界第4位市場の大きさと、景気が停滞といわれながらも5%成長している国はそうそうなく、魅力的な市場であることは確か。
担当大臣が最終段階と言ってますが、フォックスコンの時もほとんど確実という話が流れていながらも実現しなかった。そのため、Apple側から具体的な計画が明らかに為れない限りは、まだ未確定と考えていた方が良いのでは。
まだ、他のニュースなどを細かくは見ていませんが・・・
(追記)
この記事に触れられているインドネシアのTempo誌の元記事をみつけました。インドネシア語ですが一応、下記です。
https://goo.gl/BQkiFA
担当大臣は、Appleはすでに様々な準備を始めており、最終段階、来年から建設を始めるなど言っています・・・。本当ならインドネシアの文脈では重要なニュース。研究開発センターの話と関係あるかどうかはわかりませんが、昨年、ジョコウィ大統領が訪米してアップル本社を訪問した際、iPhoneで使用する錫関連への投資を持ちかけていたとの報道があります。具体的には、世界有数の錫産地であるバンカ島を念頭に置いていたようです。アップルは、児童労働や環境破壊を伴う場所からの錫調達を批判されていて、インドネシアを錫の代替調達地として考えたのかもしれません。
(追記)インドネシアでは、4G携帯電話のローカルコンテント比率が20%以上と決められており、それを満たしていないiPhone 7 / 6sはまだ国内販売できていないようです(すでに国内販売されていれば、それは密輸品の可能性あり)。来年は、その比率が30%以上に引き上げられる予定のため、アップルがインドネシアで研究開発センターを作ることを決めた、という話のようです。