【SOC】アウシュビッツ生還者の「特性」を鍛えて逆境に強くなる
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アウシュビッツ生還者の心理特性をしる上では、やはり歴史的名著「夜と霧」を読んで頂きたいと思います。この本は、ナチスに強制収監された心理学者フランクルが書いた一冊。彼は、生還できたかできなかったのかを分けたのは「問いが違う」と書いています。「どうすれば収容所を生き延びられるか」とHowで考えた人は、やがて運命に絶望し、命を落としたといいます。一方、「自分が収容所にきたことの意味とは何か」とWhyで考えた人は、収容所の生活にも意味を見出し、運命に感謝し、結果として生存確率が高かったそうです。経営者としては、部下が仕事の意味を問い直せる機会と環境を用意することが重要だと感じます。
学びの多い連載。SOC(Sense of Coherence)が大切と説き、それは次の3つから構成されるという。①有意味感(意味を見いだす力)②把握可能感(先を見通す力)③処理可能感(何とかなると考える力)。この3つも大切ですが、身近に自分のことを理解してくれる人の存在、自分と同じ方向を見て取り組める人の存在も大きいのでは。明日のアンガーマネージメントの記事も楽しみです。
ユダヤ人としてアウシュビッツ強制収容所に囚われたユダヤ人心理学者、V.E.フランクルの著書、夜と霧を思い出しました。https://goo.gl/QIVkCt
夜と霧の中には、こんな言葉があります。
"どんなに最悪の状況でも「その状況に対する態度を決める自由」だけは決して失われない"
アウシュビッツ強制収容所という最悪な環境でも、自分自身と向き合い、生きる意味を見出していく過程、そこから紡ぎ出される言葉の力強さには勇気をもらえます。
大切なのは、内省する時間を確保すること。
意味を見いだす、先を見通すために「内省」する時間をとることが重要。
夜と霧にも、著者が内省をし、意味を見いだす状況が書かれています。
内省する時間、自分の時間が取れずにいると、ⅱ群「高ストレイン群」仕事量が多く、裁量権が小さいという状態になってしまいますね。
ただの無意識的に働きすぎて、気づいたら体調を壊しているという麻痺状態に陥るのはよくない。
結論:適度にサボりましょう!