安倍首相「トランプ氏は信頼できる指導者」
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安倍総理が世界のリーダーとして初めてトランプ氏と会談した。日本唯一の同盟国であり、世界唯一のスーパーパワーである米国の次期大統領だ。会って信頼関係を構築することにマイナスはあり得ない。スピーディな対応に拍手を送りたい。
イバンカ氏に駐日大使の待望論があるようですが、夫のジャレッド・クシュナー氏共々、この夫妻はトランプ氏に取って絶対に手放せない相談相手なので、国外に出すというのはちょっと考えにくいですね。ただ、ケネディ氏に続いて駐日大使に女性をというのは、是非やって欲しいと思います。
政治家としての経験が全くないトランプ氏の思考形態は、政治家や官僚ではなく、完全に経営者の考え方と思った方がいいでしょう。
優れた経営者は、大概遅い位なら拙速を尊ぶものです。
そしてなにか問題が生じれば、まず自ら陣頭指揮をとって動くことで解決を図ろうとします。
その意味で、トップ自らまず最初に動いた安部首相は、経営者トランプ氏への初期対応としては満点です。
相手がビジネスマンなら、こちらもビジネスマンとして応じるくらいでないと、この怪物と対等の交渉に持っていくことはできません。
もっとも今回は日本側からの先制ジャブのようなもの。
今後はまずトランプ氏周辺にパイプを張り巡らせ、相手の考えかたや出方についての地道な情報収集に力を入れて、シナリオを練り、来るべき本戦に備えることも必要です。