牛の胃とセンサーとクラウドで、畜産の効率を上げる
コメント
注目のコメント
にわかにホットな牛IoT。牛に着けるセンサーはウェアラブルタイプのものは知っていましたが、胃に入れるタイプもあるのですね。
何にでもセンサーをつけてクラウドに飛ばす時代に入っていますね。以前もコメントしましたが、ITによる一次産業の効率化としては水産が特に難しいので今後進んでいくことを期待しています。
【過去のコメント】
この手の話を聞くと養殖における魚の個体管理がもっとできるようになったらいいなと思います。水の中は、例え研究室の中であっても予想外のこと・デリケートなことが多いです。マグロを例に取ると、広いところで泳ぎ続けなければならない上、皮膚がデリケートなので人が素手で触ろうものなら火傷になってしまうので、養殖のための状態管理や生態解明はとても難しいです。近大がやっている完全養殖までいかずとも、幼魚を採って海で養殖するのも漁師さんの暗黙知に相当頼っていたりするのでテクノロジーの活用でできることは多いと思います(もちろん魚の種類によっても大きく変わります)。
https://newspicks.com/news/1824849/かつて牧場で従事していた身には
衝撃の記事…!
畜産、特に牛は雌牛でも600キロ以上になります。この巨体を移動させたり保定するのはたいへんなことなんです。
多頭数飼育だと月10ドルも
結構な額になりますが、人工授精をおこなう回数が減り獣医や薬代が減るとなるとすばらしい。
なにより休息の時間が増えます。
(畜産業は重労働)
わかりにくい肉牛の発情や肥育管理も
これなら容易だし、
これはすごいですね。日本でもようやくファームノートなどクラウド型牛群管理システムが出てきたが、搾乳ロボット分野ではコーンズやデラバルなど海外メーカーに後塵を拝している。
Iotにより、システムを使う時に一番大事な、最初のデータ入力を自動でできるようになったが、個体管理においては、歩数計を付けたりなどのウェアラブルデバイスにとどまっている。胃の中にデバイスを入れる発想はなかった。
日本にはまだ、ITと酪農の両方を深く知っている専門家はほとんどいない。ちなみに言うと、経営と酪農の両方を深く知っている専門家もいない。(税金対策など一分野に特化した専門家はいるが)
まだ、日本の酪農業界自体が未熟なので、これから海外の先進事例を学ぶことは必要だし、海外の事例をそのままは持ち込めないので、日本に合った方法(北海道と九州でも大きく違う)を確立して行く必要がある。