小2算数で『8×7+17=73』を担任教師が不正解にした驚愕の理由
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公立小学校支援に入って10年以上経つが、「先生が教えてないことを使うことは許さない」という文化は強固だ。弊社で作った漢字テストをやってもらってる時に、その学校で最も先進的で柔軟で協力的だと思っていた先生が、飛んで来て「あの、この問題外していただけますか」と言ってきた。「漢字は確かに一学年下のですが、このヨミは教えてないので」ということだった。
そこは100歩譲ったとしても、この算数の採点は世界的な恥のレベルだろう。何故なら明らかな真実にバツをつけているからだ。この安直文化にアグラをかいた、実は向上する芽を摘み取る横並び方針は、絶対に変えなければいけない。
公教育改革への意欲だけは高められた。追記
安藤 暁史さん
抽象思考が発達していて数字をそのまま理解できるからですよ。
例えば長四角の面積、縦×横は「タイルを敷き詰めて、縦のタイルを横の数だけ足して行く」という具体的操作をさせて体験させていかないと納得できない子供が、公立ならクラスの半分くらいいます。
式そのものは正しいので正解にしないとだめです。
なぜこんなことになったのかというと、この単元は掛け算へ繋がる学習なんです。掛け算とは掛ける数を数字分足すものだと言うことを理解させる場面での宿題なのでしょう。
たかが掛け算なんで九九を覚えてぱぱっとやればいいと思うのも無理はありません。
けれども、台形や、円の面積を求める時にも具体物を切り分けたものを足させます。そして面積を実感させ、公式へと繋げていくのです。この工夫を「算数的な考え方」としています。
これが塾に行って結果だけて満足していたり、そもそも頭の中で瞬時にわかる子供もいるので、そんな子供には発展的な課題を与えればよかったのにね。