猫も感激。元三洋電機社員がつくった「世界初の掃除機」
コメント
注目のコメント
ゆとりの考える方程式「開発工数のかかるモノ×超ニッチなガチめのニーズ=売れるモノづくり」
この「猫おしっこ掃除機」、絶対に欲しい人がいる。
それは、「猫を飼ってる人」。
そりゃ当たり前の話なんだけど、リアルプロダクトでここまで明確にユーザーが描けるのって、実は奇跡だと私は思う。
広告代理店とメーカーと、2つの会社に勤めて思うのは、長くても1ヶ月あれば、戦略〜CM絵コンテまで辿り着く広告代理店のお仕事に比べ、
リアルプロダクトをつくるメーカーは、数年かけて紆余曲折しまくって、モノができるということ。
たくさんの人が関わっているうちに話が変わったり、技術の壁があったりして、数年かけてやっとの思いで出来上がったプロダクトを見て、
「で、この商品、誰が買うんだっけ?」
みたいな話になることもある。笑
嘘みたいだけど、本当の話。
その点、「猫おしっこ掃除機」は違う。
猫を飼ってる人なら、猫がおしっこしてたら、絶対困る。
だから、猫を飼ってる人は、この掃除機が絶対欲しい。
そんな超当たり前だけどなかなか実現できない「開発工数がかかってもずっこけないプロダクト開発」の極意を感じる、お休みの朝でした。
朝からおしっこ連呼、失礼しました。笑記事の執筆者の大西さんは三洋電機を追い続けているが、「会社が消えた日」は非常に面白い本だった。あの本を書き上げた後も更に三洋電機OBを取材し続けている姿勢は素晴らしい。
こないだ、ソニーOBに取材した後に連絡もよこさなかった日経記者とは大きな差だなあと思う。
この掃除機ヘッド、高いけどかなり気になるなあ。掃除機本体には水が入らない仕様になってるということだが、仕組みも気になる。猫目線で、猫による報復手段を無効化してしまう、猫にとっての脅威となる猫のおしっこ洗いながら吸い取る掃除機のおはなし。猫好きピッカー大喜び
こうした誰もが買うわけではないけれど、特定の消費者は泣いて喜ぶものづくりが出来るようになった現代では、あったらいいなを安価に短期間で実現できるので、アイディアと実行力さえあればだれでもものづくりが出来ます
掃除機だって洗濯機だって、まだまだイノベーションできるはず。そんな希望と猫への敬意を感じさせてくれる、NPらしいいい記事でした