UKC、“3000億の壁”突破にはM&Aが不可欠
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”東莞工場はフル稼働が続き、EMSとしての形が整ってきた。ビジネス規模も拡大しており、300億円に近い売り上げが出ている。そして、EMS事業の営業利益率は3%を超え”
DMP→パチンコ台、ニンテンドー3DS→?記事冒頭にあるエレクトロニクス商社の売上と利益のランキングが非常に興味深い。売上高利益率という意味では3%を超えられていない会社が多く、薄利の商売をなんとか付加価値化しようと奮闘している様がうかがえる。
しかし、EMS事業もどちらかというと薄利のビジネスであり最大プレイヤーの鴻海ですら3%には届いていなかったはず。そういう意味では車載や産業機器向けに安定した利益を稼げる仕事を何か模索しなくてはいけないのだろう。
ただ、部品メーカーや材料メーカーもダイレクトマーケティングを強力に推し進めており、セットメーカーからの商社外しの圧力もある中ではエレクトロニクス商社の存在感は徐々に下がって来ており、合併して規模を稼ぐか、用途を特殊化していき、利益を安定させるか、のどちらかを選ばなくてはいけなくなっているように思う。