【東欧で考えたこと】 藻谷 浩介さん
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注目のコメント
現在移民国家であるオーストラリアに留学中です。
日本を出て、はじめて”国”というものを意識しました。
海外の学生は、国際関係や民族・宗教問題に対して非常に関心が高いです。
恥ずかしながらマイノリティであった自分は、こうした問題について深く考えてきませんでした。
日本という閉鎖的な環境では、そうしたことを考えるきっかけが少ないことも、国民の政治に対する関心が低い一因ではないかと思います。
若いうちに、一度海外に出て多様性のある文化を学ぶことは、必要だと思います。ヨーロッパに暮らすと、自分はアジア人、以上に国籍をあまり意識させられませんでしたね。
もちろん、ブランドショップに、昔は日本人が、今は中国系人が、的な会話はありますが、あれは単なる雑談。
民族意識とか、国籍問題とかは、近隣同士で生じやすいことであることと、再認識したり。
こちらは、彼らの歴史、文化、思考など勉強させて頂き、不戦というEU創設の理念は、分からなくないですね。世界が身近になった今、日本は世界の一部である。
ということにあまり気付けていない方が多いかな。とは思います。
鎖国している訳では無いのですから、視野は広く持たないといけませんね。