福岡で見た「地方創生」のポテンシャル
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注目のコメント
今回の取材を通じて知ったのが、日本の各地域に設置されている経済産業局(経産省の出先機関)のうち「九州経済産業局」だけが唯一、海外との連携を専門に取り扱う「国際部」を長年に渡って設置しているということ。
グローバル連携というと「国と国」の関係になりがちですが、九州ブロックとして独自のアジア連携を進めている点が特徴的で、たとえば“黄海”周辺の国・都市だけで集まる「環黄海経済・技術交流会議」をはじめ、中韓やASEAN諸国との独自の交流を積み重ねているんですね。
http://www.kyushu.meti.go.jp/aboutmeti/mis/kokusai_jigyou/default.html
昨年、ASEAN経済共同体が発足したことで、アジアにおけるヒト・モノ・カネの動きはより自由になるなか、スタートアップ的な視点だけでなく、既存産業でも地道にアジア諸国とのリレーションを積み重ねてきた九州は、これから更に注目される気がします。ローカルでの人材合流、人材育成、コミュニティを形成しながらその地域の色が出る新しい取り組み。当然デジタルでグローバルとも繋がっている。地域の人や情報や産業そのものが価値になる時代になる。
九州に限らず、あらゆるところでローカルの特色が出るサービスが生まれるくるコミュニティ経済圏を作っていきたい。
それは地方単位だったり都道府県単位だったり市町村かもしれない。地方創生のリアルとポテンシャルを知るために、福岡を中心に、九州にフォーカスした地方特集を主に9月から10月にかけて、全8回で掲載してきました。各記事の簡単なサマリーとリンクを掲載しています。現地の息吹をさまざまな観点から書いています。