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どこでも栽培可能!?「農業イノベーション」
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以前テレビ番組で海外の近代的自動牧場を放映していた。乳牛が食事時になると自分で餌を食べに小屋に入り自動餌やり機で餌を食べている間に搾乳を同時に行う場面がテレビで流されていて興味を引かれた。ところが、東京でサラリーマンを退職した川口谷さんが北海道でロボット牧場を始めているという。近隣牧場と合従連衡して既に北海道西部地区で最大規模に発展している。TPP新時代を迎え日本の酪農の新しい変化としてエールを送りたい。牧場のHPは以下の通り。http://kalm.hp.gogo.jp/pc/free1.html
酪農×IT。まずは人手不足の解消ということでとても価値のある取り組みと思いますし、データ活用が高度化していけば牛の健康管理も高度化してさらに生産性が上がりますね。

少し観点が違いますが、この手の話を聞くと養殖における魚の個体管理がもっとできるようになったらいいなと思います。水の中は、例え研究室の中であっても予想外のこと・デリケートなことが多いです。マグロを例に取ると、広いところで泳ぎ続けなければならない上、皮膚がデリケートなので人が素手で触ろうものなら火傷になってしまうので、養殖のための状態管理や生態解明はとても難しいです。近大がやっている完全養殖までいかずとも、幼魚を採って海で養殖するのも漁師さんの暗黙知に相当頼っていたりするのでテクノロジーの活用でできることは多いと思います(もちろん魚の種類によっても大きく変わります)。

ということで、一次産業×テクノロジーということでは水産も大きく変わるのではないかと注目です。
導入したロボットについて詳しく出ている記事をご紹介します。

酪農「Kalm角山」完全搾乳自動機導入 1台2500万円8台導入 TPPにらみカーム角山 | 企業情報-JC-NET(ジェイシーネット)
http://n-seikei.jp/2015/09/post-31847.html

こちらの記事から見るに、デバラル社製の搾乳ロボットのようです。
デバラル社は複数の乳牛をロータリーラインで自動搾乳するシステムもリリースしてるようです。YouTubeに動画があったのでご紹介しておきます。

https://www.youtube.com/watch?v=--e_AOeOC4s

北海道の農業地帯を車で走りながら観察すると判りますが、国内メーカの農業機械はマイノリティです。はっきり言って国内メーカは3週くらい遅れてます。
しかし、購入されている製品は海外メーカですが、その要素技術には日本の製品が数多く用いられています。
確認はしていませんが、上記のデバラル社の搾乳ロボットも、センサ類等に日本の要素技術が使われている気がします。

日本のメディアはこの辺まで突っ込んで報道して欲しいですね。
ロボットで農業すげー!じゃなくて、ロボットはだれが作ってるのか、誰が設計しているのか、世界のシェアはどの程度なのかとか。
面白いね。ロボット牧場やってみたい
家族経営の小規模酪農から、企業としての中規模〜大規模酪農への流れはロボット化によって加速の流れ。既存事業主としては、如何に早く変化に順応できるかだと感じます。
理屈では素晴らしい取り組みであり、これからの主流であると納得はします。しかし、実際に哺乳類がロボットに自動管理されていると様を見ると、人間の都市生活も同じようなものなのでゲンナリするのも事実。
満員電車で出勤、ビルに入って行って搾り取られて出てくる。そこで得た収入をローンや教育費で搾り取られる。
その繰り返しとなんら変わらない。

という情緒的な部分も捨てきれないところが難しいですね。
結局私はドロップアウトして雑草食って生きていますが、、
一部の農業とITは、本当に相性バツグンです!
北海道のこの地域は農業先進地帯になるだろうね