ミネベア、岩崎電気の筆頭株主に 照明器具事業を拡大
日本経済新聞
9Picks
コメント
注目のコメント
ミネベアからすると、スマホ向け液晶ディスプレイ用LEDバックライトユニット事業が有機ELパネルの増加によって2017年以降の市場成長性が見込めなくなったので、その他の事業やミツミとの統合など、別の方法での成長を強く強く企図している、というのがよーく伝わってくる。動きが早いと感じる。
有機ELパネルは自発光パネルなのでLEDバックライトが必要無い。
業界では、三星は現在の自社向け有機ELパネル3億台以上のキャパシティをどんどん増やし2017年以降にはスマホ向けで中国向け、Apple向け含めて5億台以上の有機ELパネルをスマホ市場に向けて供給すると見られている。スマホ市場全体のパイは14億台市場だが、市場成長自体は飽和しており、単純にスマホ用高精細液晶ディスプレイ市場にとっては2017年以降、マイナス成長が起こる可能性が高い。
スマホ用液晶パネル向けバックライトユニットでは世界最大手なのにも関わらず、この素早い動きには非常に感心する。