電通「不適切と表現したが、まあ、不正です」
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注目のコメント
若い時から電通さんにお世話になり、育てて頂いた電通ファンとして、クライアントの代表として、敢えて申し上げる。この問題は、グローバルと比較して、日本の広告代理店の商取引に透明性が圧倒的に欠けていることを浮き彫りにしている。これを契機に透明性を上げて頂きたい。弊社はグローバル企業として、私がCEOに就任してから、この問題を徹底的に電通さんと議論してきた。恐らく、我々はこの被害に関わっていないだろうが、それでも未だ100%の透明性は担保されていない。悪意がなくとも結果が全て。最も問題なのは、クライアントから指摘されるまで電通も分かっていなかったことだ。
さらに、業界が変わるためには、メディアも身内思考は変えること。今回のニュースもFinancial Timesがまず報道し、それを受けてNewsPicksが報じたが、TVニュースでは殆ど報じられていないのは⁇ クライアントも、業界の問題を他人事と思わず、当事者意識をもって変革に立ち向かう気構えが必要ではないだろうか?この問題が本丸ではないから開き直れるのでしょう。
トヨタがパンドラの箱を開けたのは、この問題をきっかけに電通が築いた「政財界や大手メディアへの太いパイプ」という闇に切り込む者が続くのを期待したのだと思います。
日本最大の企業であるトヨタにしかできないことだったのではないでしょうか。
おそらく本丸は、東京都とJOCの下部組織である東京五輪組織委員会に集められるスポンサーシップ収入に関して、唯一のマーケティング専任代理店である電通がカネの流れを全て仕切っていることでしょう。
このカネが準備期間も含む大会運営費の大半です。
民間資金の話ではありますが、組織委員会の予算(約3,000億円)が不足した場合には東京都が財政補填を保証していることも忘れてはなりません。これは電通さんに限らない構造的必然
そして、他業界でも同じ歴史をおって進化してるし
ヨーロッパではネットでも既に改革が終わってる。
Google時代ニケッシュがヨーロッパでやったことだ
つまり、広告の世界も建築と同じ進化をすべき
施工と設計を分離するのだ
(あ、Likeついてきたので追記すると でも電通さんの一部がやった
水増しは駄目っすよ。普通ネット専業代理店は、広告主に
メディア側の露出量等が直接見える透明性は当たり前です)
建築も昔は不正が横行してた、それは設計よりも施工も膨らました方が儲かるからだ。
つまり、クライアントはコスト最小化で最大効果を得たいのに、広告代理店は施工(メディア費)を膨らました方が儲かるからだ。この矛盾を解決するのは簡単です。建築と同じで施工と設計を分離すればいい。設計会社をまずコンペする彼らに対しては費用最小化すれば成功報酬を提供する。設計会社は施工会社が質をおとさずやりきることを管理監督する。
実際、Googleの営業トップだったニケッシュがヨーロッパで出世し世界の営業トップになったのはこれをやったからだ。彼は三年かけて設計エージェント(クリエイティブエージェンシーを育てた)
メディアマージンは儲かりすぎる、特にテレビは
もちろん、そのメディアマージンが電通の余裕をうみ、数々の変人をうんで、素晴らしいクリエイター、プロデューサーを産んでることは理解する
でも、それとて、ちゃんと再発明すべきタイミングなのだ。きちんと、成功報酬としてお金をとる。そのお金をインキューベーションとして次のクリエイター、プロデューサーのパトロンとなる。実際、シリコンバレーはそうやってタレントの豊穣な土地になっている。
今、進化するタイミングなのだ。
【これ個人の発言です】
立場を書いておきます
尾原は 現在 電通子会社様から出資をいただいている企業
広告もやっているFringe81の執行役員です。
また、Fringe81は執行と施工の分離や両方を受けても施工の監査を内部プロセスに盛り込んでいる企業でもあるのでポジショントークなところもあります。
最後に読んで分かるように
尾原 すげー電通さんの先輩諸氏に育てられてて、
電通さんが 何より広告が 好きなんですよ。
Win-Winな構造つくっていきましょう。