【ジーコ×池田純】本当の「プロ」が持つべき意識
NewsPicks編集部
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クオリティを追求していくことに終わりはない。
動きの美しさ、無駄の除去、成功率、再現性を高める…当たり前にできることを増やすことを自らに課し、ただひたすら地味に極め続ける。
突き詰めれば突き詰めるほど、新たな発見があり、伸び代が見つかる。技術を進化させるには、カラダの進化が絶対条件。カラダの進化なくして技術の進化なし。
アスリートにとって24時間が仕事という感覚は、あるべき感覚で、睡眠も食事もトレーニング以外の全ての時間が自分の試合でのパフォーマンスに影響する。そういった意識で日々の生活を送るべき。「クオリティを追求する。それが、僕が考えるプロです｣
ほんとおっしゃる通りかと。でもクオリティ追求してると変人扱いされがち。でも、成功するサービスや商品ってだいたいある種の狂気染みた没頭と執着が土台にあったりしますよねー。｢神は細部に宿る｣的な。サッカーの中村俊輔選手はピッチ外でも、栄養摂取、疲労からの回復、イメージトレーニング、モチベーションコントロール、ケガ予防、コンディショニング、休養、リラックスなど、24時間サッカーについて考えるとはこういうことなのかと感じさせられるような思考、行動をしていた。記者として4年間密着し、プロの生き方を学ばせてもらったことが、書き手としての自分の根幹にある。
