“タブレットで勉強” ってほんとうに効果はあるの? ”紙で勉強” と科学的に比較してみた。
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アナログとデジタルという、二項対立で理解する話ではありません。ハイブリッドで利用すれば良い話です。新しい技術が利用できて、それを用いることで興味が沸いたり、物事の理解や作業が効率的になるのであれば、それを使ってみることにこしたことはありません。
一方、私自身、原稿確認の際は必ずプリントアウトして紙で読みます。以前はPCと紙のノートを使い分けていましたが、iPad Proとapple pencilの組み合わせに変えて以来、ほどんとノートですることを置き換えることができ、今ではほぼ完全にiPad一本です。
紙と鉛筆は非常に優れたツールで、なくなることはないと思いますが、現代の子供にはタブレットのほうがなじみやすく、また紙の教科書やノートでは実現できない様々なアプリケーションを追加できることができるというメリットがタブレットにはあります。
私の経験から見ても、技術の進歩によって学習の分野は意外と早く全面的にタブレットに移行することもありうるのではないでしょうか。ぼくを含め、デジタル学習を推進するひとの大半は、デジタルとアナログ、PCと紙を対立項と見立てるのではなく、それぞれのよさを引き出して、「どっちも使う」ことを推奨しています。
成果を上げている学校は、タブレットも紙も、電子黒板もえんぴつも、場面に応じて使いこなしています。
日本政府は2020年にはデジタル教科書の本格導入を企図していますが、その後も当分、デジアナ併存になります。
しかし、これらはアナログファースト時代のこと。グーテンベルク以降560年間、紙に親しんできた世代のことであり、デジタルネイティブにとっては、デジタルのほうが紙よりも読みやすく書きやすくなっていくかもしれない。いずれは紙がなくなるかもしれません。そのスピードはこれからの子どもたちが自ら決めていけばいいと思います。