視覚障害者転落事故:都内55駅「危険」 日盲連アンケ
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事故に関して様々な方面から検証が進んでいますが、ハード・ソフトの両面の改善が述べられていることが良いと思います。視覚障害者の37%がホームへの転落経験があることを考えると、誰もが安心して暮らせる社会の実現のために改善は急務です。
一方で単純に駅員を増員すれば良い、声をかける回数を増やせば良いという訳ではありません。例えば視覚障害者に「危ないですよ」と声をかけても、それが自分のことだと認識するのは困難な場合があります。弊社の全盲の社員は、対応研修で「一言声をかけた後に、軽く腕の触れてください」とお伝えしています。
駅員だけではなく、一般利用客に協力を促すこと、つまり皆が相手の立場になって気軽にサポートを申し出ることができる文化も必要と考えます。その勇気を出すためには、適切なコミュニケーション方法を知ることが求められます。