スターバックス、茶で中国の9600億円市場に挑む-コーヒーの10倍規模
コメント
注目のコメント
年間500店舗ペースで増やしているとは驚きです。
スタバといえばスタバイズムが店員さんひとりひとりに浸透しているイメージが日本ではありますが、そのあたりはどうなのか、急増してもそのあたりは保たれているのか、スタバでのお茶のニーズと同じくらい気になります。中国市場で面白いな、と思うのは、先に外資チェーンが業態を作って席巻した後で、無数のパパママストア(といってもやっているのは若者)が業態を模倣して出店する、という現象が起きていることです。コーヒーでいえば、illyのコーヒーを飲ませてくれる、落ち着いた感じのおしゃれな店が、ここ数年で急速に増えた気がします。(私が味音痴なだけかもしれませんが、正直おいしいです。)
そういったパパママストアは、スタバの牙城であるショッピングモールやオフィスビルには今のところ入れていないのですが、それ以外でスタバを切り崩しつつあるように思います。何といっても、スタバは店舗数が多いので、もはや特別感のある店でもなくなったのではないでしょうか。
将来的には、無数のパパママストアの中からチェーン化を実現する猛者が現れ、スタバの牙城も脅かす、ということになるんじゃないのかな、、、と思っています。そうなったときに、スタバがやるべきことはお茶市場への参入なのか。それとも、「ちょっと一休みできるおしゃれな空間」というコンセプトを追求して量より質へ移行することなのか。
個人的には、分母の大きい中国市場では質を追い求めた方が良いように思っています。