ロジックと直感。「いいとこ取り」するための作法
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直感とロジックのいいとこ取りという発想は重要。私は、若い時に直感を否定してロジカルであろうとしていた時代があった。あるきっかけから直感を正面から肯定するようになって、判断力や創造力が向上したと思う。
そのきっかけは小林秀雄が、やはり直感と分析を両方使うことの重要性を説いているのを聞いたときである。しかも、直感が先で、その後で分析になるという。この順序は、時間に過去から未来への向きがあるように変えられないといいきっていた。これが転機だった。羽生さんもいい手は直感的に一瞬で浮かび、その後に分析を行うことを発言していた。ロジカルシンキングという言葉に惑わされないことが重要だ。・アイデア=バイアスを構造化した時の空白地帯
・「いいアイデア」=空白地帯を何階層も掘り下げたときに見つかるもの
・さらなる空白地帯を探していく先に「面白いアイデア」があると信じること
なるほど!
アイデアを考えるという漠然とした行為を、ここまでわかりやすく、論理的に説明してもらえると、凡人にとっては大助かりです。
この記事では振れられていませんが、
濱口さんが提唱されている、左脳と右脳をバランス良く活用したハイブリッド思考=ストラクチャード・ケイオスモードについてご紹介します。
※明日以降に出てくるかもしれませんが・・・
参考:最も創造性が高い思考のモードは、論理と直感の間にある
【特別対談】濱口秀司×ちきりん(1)
http://diamond.jp/articles/-/74287
要約すると、論理思考と非論理思考を組み合わせて考えると、創造性が高まり、アイデアが出しやすくなるということ。
自分は、バイアスモデルと合わせて、ストラクチャード・ケイオスモードに入ることを意識するようにしています。
(例)
①右脳=ケイオスモードに入るために
直感でアイデアを出す、ポンチ絵でストーリーを描くwith手書きノートと万年筆
②左脳=ストラクチャードモードに入るために
数字で考える、ロジックツリーを描く、Whyを問いまくるwithマインドマップソフトorExcel
①ケイオスモードと②ストラクチャードモードを往復しながら、空白地帯を探し続ける作業を繰り返しています。
アイデアを出すためには、自分の思考モードを切り替えることが大切。
いつでも創造的な思考モードになるためには、日々トレーニングが必要です。
1時間ならまだしも、1週間アイデアを出すために空白地帯を探し続けるためには、知的体力が必要。。まだまだ修行が足らないので頑張ろうと思います!「空白地帯にも、必ずアイデアが潜んでいる」ということを示すため、セミナーで行っている演出について話す濱口氏。そのやりとりが目に浮かぶようです。確かに「絶対あるんだ」と言われれば、それを前提として脳が考え出すかもしれません。