重工各社、IoTやAI活用のサービス対応急ぐ GEなど海外勢との受注競争で不可欠に
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重工業のみならず製造業全般がIoT/AIに取り組まないと世界競争に負ける時代になりました。
この分野で一歩先をゆくドイツのインダストリー4.0の代表格はシーメンスであり、インダストリアルインターネットを掲げる米国の代表格がGE、つまり我が国の重工業の強敵が既にIoTの世界標準のリーディングプレイヤーになってしまっています。ゆえに死にものぐるいの対応に迫られているのです。IoTを活用したO&Mは、先端技術を駆使して高コスト化した製品の売上を回収するために不可欠になっている
従来の営業による売り切りとは違い、エンジニアとIT部門の連携による継続的なサービス提供が必要になるため、組織体制に大きな変革が避けられない
加えて顧客情報の収集解析を認めてもらうべく、弁護士軍団による強気の交渉で、全てのデータに纏わる権限を獲得しなければならず、グレーを好む日本企業はなかなか手を出せないのが現状
とはいえ、サービス化とちがう流れを見出せない以上、地道に適応するしかないんでしょうね下記は2016年4月発表のIoT/M2Mに関する技術標準化、アライアンスなどの直近状況です。今後も受注競争で勝ち残っていくためには、世界的に進む標準化の流れを先導する必要もありますが、現状は欧米主導で進められています。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000415663.pdf