東レ、宇宙船に炭素繊維 スペースXと基本合意 2000億円超、長期供給へ
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今後炭素繊維が主力になるのだろうが、東レはまだ事業の半分くらいはナイロン繊維などで稼いでおり、2.1兆円の売上の中では8900億円を占め、1545億円の営業利益のうち、689億円はやはり繊維で稼いでいる。
炭素繊維事業は売上1862億円営業利益361億円なので営業利益率としては非常に効率が良いが売上の屋台骨を担うほどには成長していないと言える。
http://www.toray.co.jp/ir/achievement/ach_007.html
それでも炭素繊維は今後も伸びていく事業には変わりはないだろうが…
宇宙ロケット向け炭素繊維としてはロケットの上部衛星搭載部、段間部、固体ロケットブースターケースなどにCFRPが使用され、また人工衛星は、船体フレーム、太陽電池パドル、アンテナ支柱、アームなどの多くの部分に使われているとのことです。(下記東レHPより引用)
http://www.torayca.com/activity/act_004.htmlいよいよ新市場が本格化するか。
もはや東レの「レ」がもともとレーヨンのことだったと意識する人は(就活中で企業研究してます、ってヒトを除いて)ほとんどいないのでは?それだけ時代の趨勢に合わせてココンチが自らの存在意義を再定義し続けてきた、ということ。
今まさに正念場にある東芝やシャープなどの一部電機メーカー、そしてテレビ民法各局や地銀の多くもこれを見習って自己変革に舵を切ればいろんな強みとチャンスが見えてくると思います。「へーフジテレビって昔はテレビ局やってたんだ、そういえば社名にテレビってついてるもんね」って言われるようになればきっと大成功した証ですよ。東レ経営研究所が「平成23年度経済産業省委託調査」で発表した内容によると、炭素繊維の需要見通しについて、全体では2009年の29,985トンから2020年には137,245トンで、2009-2020年のCAGR1.15%の予想。うち宇宙航空機は5,211トン(全体の17%)から17,989トン(同13%)で推移すると見込まれています。大きな伸びが予想されているのは自動車、風車、圧力容器など。
図表 0.2
http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2012fy/E002086.pdf