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昨日掲載したスポティファイ日本戦略の後編は明日掲載になりまして、本日は急成長したSpotifyの財務課題を。

1億人のユーザーを集めても、ボリュームメリットが効かないのか、赤字であることに、音楽ビジネスの大変さをどうしても感じてしまいます。
ここまで普及していながら、なんとも我慢を要するビジネスですね。フリーミアムって本当にしんどい。
「ユーザーの数が集まればお金は後からついてくる」という類のビジネスアイデアには、「但し、ユーザーが1億人程度集まれば」という補足が必要でしょう。Spotifyは1億人集めてもなお赤字なわけですし。
投資家を説得した事業計画を見てみたい。この手の赤字ユニコーンを見るたびに思います。固定費を越えれば後は青天井で黒字が増えるソフトウェアビジネスとも違い、永遠にレコード会社への支払いが増え続けるでしょう。どこでリクープするんでしょうか
初めてニュースピックスに書くけど、
誰も言及してないけど、1番重要な指標は、Sub/MAUの値。これが上昇していけば、どこかで必ず黒字転換する。逆言うと、新規の無料会員が頭打ちすれば、利益が出初めて、それは莫大な額になるでしょうね。有料転換率がこれだけ高いのだから、必ずそこにいくでしょう。
3000万人の有料会員がいるといっても、定額の音楽配信サービス単体で黒字化は簡単ではないということ。
競合である、Apple、LINEなどは、既存サービスを組み合わせたエコシステムの中に音楽配信があるから、収支トントンでも許容することはできる。

会員収入だけではマネタイズしきれず、広告収入モデルが機能する必要がある。
ちなみに、クックパッドだと会員収入が50%弱、広告収入が30%弱の比率。

広告収入に力を入れすぎると、顧客体験価値が下がる。

バランスが難しい中で、定額音楽配信サービスの成功モデルをつくれるか。スポティファイには引き続き注目です!
サブスクリプションモデルは売上増減があまりなく「獲得したら長く儲かる」感がとても強いのですが、一度頭打ったりするとJカーブから地上に出られなくなってしまい、そうこうしている内に競合の壮絶な戦いに巻き込まれて新規登録数が離脱数に近似していく。ので、MKT黎明期はとても良いけれど、後になればなるほどむしろ利益の前提条件が全然違うので、先行者ほど厳しくなる。

ライフネット生命が好事例。
結局ユーザーベースの大きさを当てにするフリーミアムサービスは独占で巨大な利益を上げるか、赤字を脱却できないかの両極端になりがち。
バリュエーションも結局のところそこが争点で、アップルやグーグルのような垂直統合サービスで違うレイヤーで勝負をしてくるところがいるのは彼らにとっては不幸。一番の打ち手はアップルとグーグルの両方から投資を受けることか。
サブスクリプション型のサービスではLTV(Life Time Value)が重要。ただ、音楽はApple Musicなど、競争がどんどん激化している。新しいサービスの登場によって解約率が大きく変化していると思う。その算出においてベストシナリオは競争を勝ち残って現在の過渡期を超えて解約率が減少すること(他のサービスから顧客を奪う)、ワーストシナリオは財務力など含めてパワープレイにやられて事業継続できなくなること(弱くなった状態での競合による買収、が起こりそう)だろう。
なお、実額での損失は記事のグラフにあるように増加しているが、利益率という観点では改善傾向にある。
こういう記事を見ると音楽ビジネスはどこに向かうのか、皆が消耗する状態がどこまで続いていくのか、提供形態が安定しないとユーザ側も疲れてきてしまいそうですね。
音楽業界の慣習を如何に変えることができるのか?と同時に他競合が追従してきたマーケットへの露出・サービス提供は平行して遂行する必要が有る気がします。

すべてが出揃ってからサービスインとするには、成熟しすぎたマーケットに感じます。
Spotify(スポティファイ)とは、スウェーデンの企業スポティファイ・テクノロジーによって運営されている音楽のストリーミング配信サービス。2018年現在、1億7000万人(うち有料会員数7500万人)のユーザーを抱えており、音楽配信サービスとしては世界最大手である。パソコン・スマートフォン・タブレット・ゲーム機などのデバイスに対応しており、日本では2016年9月にサービスが開始された。 ウィキペディア