「トランプ氏撤退も視野」 共和党幹部、代わりの候補選出など「真剣に検討」
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共和党幹部は、トランプを引きずり降ろそうとずーっと画策しており、それがみんな失敗し、かといって裏の手を使ったりして共和党大会で予備選で選ばれた候補以外を選出すると、1968年の民主党のような大瓦解を引き起こすおそれがある(http://www.enotechconsulting.com/blog/2016/7/24/451968)ということで、イヤイヤながらトランプを支持することになったわけです。
しかし、幹部に支持されない極論を吐く候補をそのまま出して共和党が大負けした1964年という前例もあり(http://www.enotechconsulting.com/blog/2016/7/19/441964)、どちらに転んでも共和党は苦しいわけですが、私的には、この1964年の「バリー・ゴールドウォーター」と同じことになりそうな気がしています。
<追記>
大統領選では順調にトランプが負けるでしょうが、問題は同時に行われる議会の選挙のほうです。こちらで、トランプが共和党幹部を「支持しない」という子供のケンカのような状態が現出しています。例えばポール・ライアンはトランプに支持してもらいたくないかもしれませんが、共和党が気が違ったような分裂状態となっていることに、共和党支持者が呆れてしまって議員も落選し、議会まで民主党が勝ってしまったら(今は共和党が多数派)、きわめてダメージは大きくなります。さて、どうなることやら。Tanakaさんが本記事だけでなく英語記事もPickくださっている。
あと見出しが分かりにくい。『トランプ氏「が」撤退も視野』ではなく『トランプ氏「の」撤退も視野』のほうがまだ適切だと思う。火のない所に煙は立たぬなのでトランプ氏自身が撤退検討しているかもしれないが、本記事自体は撤退した場合の対処を共和党幹部が検討しているという話なので。すごい展開。代わりにどんな人が出てくるのか分からないですが、共和党側も困っているということが分かりちょっと安心しますね。クリントン優位のようですが、特に彼女の政策がよいとも思わないので、まともな人がでてくることを期待します