バーバリーなき三陽商会、大リストラの苦境
ダイヤモンド・オンライン
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かつてGM、BMW、メルセデスベンツ、VW、アウディなど錚々たる輸入車の日本総代理店として君臨したヤナセは、これらの外車メーカーが自社流通に切り替えた事で、存続の危機に立たされました。
一時は新たなインポートブランドとしてオペルに注力しましたが、結局は伊藤忠商事傘下で業態を転換し、優良中古車ディーラーとして現在に至ります。
この教訓として言えるのは、ブランドインポーターという業態自体、もう過去のものであり、新たなインポートブランドに置き換えるより、業態そのものを転換すべきということです。
マッキントッシュもいいブランドだと思いますが、それ以上に、これを期に新たな業態開発をお考えになる時期かと思います。一方で三陽商会と袂を分かった後のバーバリーの日本市場におけるビジネスの様子は寡聞にして知りません。
直営化、ラグジュアリーブランド化は世界で統一的に進めている方針のようですし、現時点での判断は時期尚早でしょうが、「誰も得してなかった」という結果になっていないとよいですね。「クレストブリッジ」はバーバリー社と完全に切れたわけではなく、「今まで使ってたチェック柄だけは使っていいけどバーバリーの名前は使わないでね」という変則的な契約。バーバリーを名乗れないブランド価値のないチェック柄にライセンス料だけ取られるというなんとも残念な契約。。