スマートフォンで管理する農地、AIの作物ヘルスケア―農業の未来
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この間、アグリテックのスタートアップ経営者と話していて興味深かったのが、web系などと違って、農業系が難しいのが、実際にITソリューションを使ってもらうようになるセールスサイクルやフィードバックループが極端に長いということ。例えば、米とかだと、稲の植えて実がなって一年とか、長期間にならざるを得ない。
逆に言えば、だからこそ、勘を経験値に変えるようなソリューションが価値がある可能性があるのは確かですが。
今の所、農業系、畜産系におけるITは、お金を費やす余地のある比較的単価の高いものからはじまっている感覚です。野菜だとメロンやトマト。畜産だとやはり牛。
ファームノートさんや、文中のKisvin Scienceさんにも通信にSORACOM使ってもらってます。私は有機農産物を作って生活していますが、管理の方法を工夫することと土中にあれこれ有機物を入れなければ、有機栽培でも病害虫被害は随分少なく抑えられると思っています。
ここで挙げられている「フィールドサーバー」、とても魅力的ですね。
また、「各作物の病害毎の環境要因」「発病のスイッチの入る条件」などが細かく記されているデータでもあれば、是非とも手に入れたいですねー。
そういう知識を入れると、栽培の楽しみが一層増すことは間違いないでしょうからね。
精度も確実に上がるでしょうしね。無農薬で虫が付いてる可能性がある野菜と、規定内で農薬を使ってるきれいな野菜とで前者のがいいと思える人が増えるってのはなかなか難しいですよね。
そもそも農薬は悪だ、と捉えかねない発言は問題なのでは。例えば、犬にとってタマネギは毒であるように、人間と虫では持ってる酵素に違いがあるし、身近な醤油だって大量に飲めば体に影響出るかもしれないけど少しなら毎日とっても影響ない。
オーガニック市場が成熟すれば消費者の選択肢が増えていいと思いますが、農薬のネガティブスピーチで良く見せる手法以外で良さをアピールしていって欲しいですね。