「人工知能時代に磨くべき力とは?」最先端の研究者が語る今後求められるスキル
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注目のコメント
「アシスタントが持ってきたデザインをいいのかどうかというのを判断するのが、一番自分の仕事だと思っているんだけど、どうなんですかね?」(松尾先生)
これはおもしろいことを大変含んでいると思いました。人間は良いものと良くないもの、美しいものと美しくないものをどう判断しているのか。そこに普遍性はあるのか、それとも、個別なのか。
人はいろいろなものを見たりするうちに、全く異なる事物を貫く、良いものの基準ができていきます。さらに面白いのは、同じものを繰り返しみているだけで、さらに良さや悪さが見えてくることです。小林秀雄も、にせの骨董品を買うと、繰り返し見ていると偽物だと分かるようになる、という旨のことをいっていたと記憶しています。このあたりには、人工知能を一段ブレークさせるヒントがある気がします。人間力にもいろいろありますが、癒し、歌う、お笑い、恋愛、スポーツ、責任、組織マネジメント、の様な、主体としての人間の有限存在が重要な文化スキルが、ますます重要になってくると思います。
危険ビジネスとしては、絶叫マシンもありますが、VRでどこまで提供できるか。恐怖という概念も所詮は体験から生まれるので、今後は変わっていくかも知れません。この時間軸は持っておきたい
「英語とかプログラミングは、今の中学生とか小学生ぐらいまではやった方がいいんじゃないかなと思いますね。
その先は分からなくて、英語がいらないならやらなくていいんじゃないですかという気もします」