富士フイルムが「怒り」のコメント 東芝子会社「買収OK」は「アンフェア」
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注目のコメント
怒って当然だ。
乱暴にいうと、形式的なペーパー会社を「買手」として介在させることで、独禁法上はキャノンはまだ「買収」していないが、東芝は会計上、ペーパー会社に「売却」したということにしただけ。ペーパー会社とキャノンが、リスク負担と事業支配について、実質的に「結託」していれば、完全にアウト。
東芝とキャノンとの間に、売買の実質がないから、売却は完了していない。ペーパー会社は、東芝かキャノンの計算で「預かっている」だけ。一種の仮装売買となり、会社法や金商法違反のおそれがあると思うのだが、どうなんだろう。違法でなければ、合法なのか?
これに加担し放置した東芝もキャノンも、ガバナンスを語る資格はない。関与した法律事務所、監査法人も責任を問われる。
追記 勘違いされている人がいるが、法の適用は、その法の目的規定から考えるべきもので、文言解釈による技術論は本質的ではない。また、合法性を 判断するのは裁判所であり、法律事務所の判断は意見でしかなく、その手法や解釈の合法性を担保しない。以前ホリエモン氏も、同じことをベンチャーがやったら多分アウトなんだろうな、と書いていたがそういう恣意性がミエミエなのがよろしくないところ。もっと言えば社会に存在する世代間格差の構図が見え隠れしてしまいます