米自動車「初期品質調査」、ホンダに驚きの結果 1位は起亜
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初期品質調査とは、購入初期段階でのユーザーの感じる品質を集計したもので、外装、コントロールディスプレイ、オーディオ、エンターテインメント、シート、空調などの数百の項目を集計したもの。
この結果は、時に大きな品質の転換点を見出すことも有れば、新車投入サイクルや新技術導入で大きくぶれることがある。IQSのチェックポイントをピンポイントに製造品質を引き上げていけば、成果が上がることも有る。
一定期間使用した後にクルマの信頼性を測るVDS(Vehicle Dependability Study)での結果はIQSと大きく違う。ここでは日本車の高い成果は持続的に安定的。更に、IQSの評価と販売成果とは必ずしも連動していない。事実、起亜は2年連続で量販車トップに輝いたものの、現在、最も米国での販売に苦慮をしているブランドの一つである。
トレンドとして、IQSではトップと下位のギャップが大きく縮小しており、購入初期段階に、感じる差異はそれ程大きくなくなってきているのである。IQSは高いことに越したことはないが、クルマ評価の勝敗が違う観点に置かれ始めているのであろう。初期品質調査とは、車両購入後90日間での100台当たりの不具合指摘件数(PP100)をみるものだそうです。ブランド別の平均使用年数とあわせてみると、また印象が違ってくるかもしれません。