日本の半導体商社、「存在意義」をどう示す
日経テクノロジーオンライン
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半導体商社の現状分析記事。面白いところを抜粋。
・Avnet社と米Arrow Electronics社(以下ではArrow社)の2社は2.5兆円前後の規模で首位争い。
・2005年に設立された台湾WPG Holdings(以下、WPG)も1.5兆円を超える規模に成長。
・Avnet社は2010年にユニダックス、2013年にインターニックスを買収
・マクニカ・富士エレホールディングスの売上高は4053億円。
・Avnet社やArrow社、WPG社クラスのメガディストリビューターとなると、たいていの半導体メーカーよりも売上規模が大きく、営業拠点数や顧客数もはるかに多い。そのため、彼らの存在意義は投資家から見ても分かりやすい。売上高が数千億円規模までの半導体メーカーが相手であれば、こうした大手商社の発言力は強く、流通市場を彼らが仕切る構図が実際に存在する。日本ではメーカーも商社も小さなパイを多くのサプライヤー+商社が取りに行こうとする。シェアの拡大より自社の売上、利益が主眼。昔なら、それで良かっただろうが海外の競合と戦うとシェアがものを言う。
自分はもう少し、ニッチな産業業界での商社だが、この記事は参考になった。