西友、ネットスーパー専用階を設けたハイブリッド型店舗を初オープン
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これは良いアイディア! GMSの頭痛の種だった2階に人が上がらない問題。1階の食品は混んでいても、2階の総合売り場は閑古鳥のところがほとんど。
ここにネット対応のダークストア(倉庫兼配送のための店舗で電気がつかないことからこう呼ばれます)にするというのは確かに効率的。同じ品ぞろえなら一つで良いだろうという指摘もありそうですが、ピックアップするのに効率的な陳列であったり、ピックアップする人が客に混ざるのもあまりよろしくない
懸念は賃料ですかね。ダークストアなら本来ならよい立地でなくてもよいので、その意味で賃料は上がりますが、どうせ今2階は売れていないのであればマージナルに儲かるという計算でしょうかね。
西友さんは、ネットスーパー展開にDeNAを活用して推進するという割り切りをしながら使いやすさを追求し、強みの価格の安さを強みに好調のよう
http://ascii.jp/elem/000/001/152/1152178/
この記事によれば、会員120万人、売上も30%増。ネットスーパーは各社苦労している中で注目ですねまあウォルマート傘下なので、ネットへの対応は早いですね。
日本の大手小売がネットスーパーに参入してきたのは、2000年くらいからです。当時は、サミットなどの「センター出荷型」とヨーカドーなどの「店舗出荷型」がありました。効率性という面で「店舗出荷型」が主流になってきましたが、それでもネットスーパーの収益性はよくありません。
※2009年ヨーカドーのネットスーパー売上は店舗あたり2億円未満。粗利率20%前半の小売りビジネスで、これに人件費と配送費がさらに加算されたら、まずペイはしません。
一方で、英国の最大手テスコはネットスーパーで営業利益率6%越えの成功企業です。ビジネスモデルの違いは非常にシンプルです。
①配送コストの転嫁:顧客に配送コストを負担させることで、自社の持ち出し分をゼロとしました。日本では、サービスは無料(もしくは極めて安価)でうけるものという精神が良くも悪くもできてしまったので、難しいのでしょう(ようやく最近、○○円以上配送無料!としてきましたが、おそらく小口配送でも全額ふっかけてはいないと思います)
②リアル店舗と陳列統一:店舗内にネットスーパー用のデポも併設させて、その陳列もリアル店舗と同一にしています。これにより、発注が来ても、異なる部門の人間(もしくはパート)でもすぐ商品の在りかがわかるようになります。ここで人件費を浮かしています
こういったものをベースに、西友はウォルマートにお尻を叩かれていることでしょうwwマンションや郵便局の宅配ボックスは冷蔵、冷凍可能なものになる。もうすでに稼働しているところもある。マンションもそうしたボックスが標準装備になるだろう。さすれば単身者、共働き、高齢者らは家で食品を受け取ることが出来る。もうレジ袋に詰めてえっちらおっちら運ばなくていい時代に。