“ニッポンの鴻海”になれなかった船井電機はどこへ行く
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注目のコメント
液晶セルは内製せず、外部のパネルメーカーから買ってきた液晶セルをモジュール化し製品として組み立てる、このオペレーションでのし上がってきた船井電機。
差別化要素が組立の生産技術だけでは台湾系や中華系のEMSと差異化が難しかったということか。
オリオン電機と船井電機はどちらも方向性は似ていたが…
オリオン電機は下記のような状況。
http://www.fukuishimbun.co.jp/sp/localnews/economics/85335.htmlニッポンの鴻海とは言いえて妙。儲かっていたDVDデッキなどはまだ可動物があったが、デジタル化が進み、またHon HaiなどのEMSが量の拡大と合わせて品質の拡大が進んだ。もし、2000年代前半に、日本のテレビ業界に関してシャープがパネルを供給し、ソニー・パナ・東芝は船井を使ってブランドビジネスに転換し、といったことが起こっていたらどうなっていただろうか?
ユニデンも似ている。
船井と鴻海は全く違う。船井のことも、鴻海のことも分かっていない。
違い①知財、②金型、③M&A。
他のEMSなら分かるが。